2013年1月27日日曜日

RSSCの1年をふり返って③ シニアとネットコミュニケーション

セカンドステージ大学で、世代を感じたことのひとつに
ITへの親しみ度合があります。

もはやインターネットは、なくてはならないツールになり、メールやウエブ、ソーシャルツールなどの利用はすっかり生活の一部になりました。
でも、シニア層では、その受け入れの個人差がすごく大きいという現実があります。





セカンドステージ大学でも、連絡用にメーリングリストなどは利用されていますが、情報共有することの意味やルールを理解できない人は、まだまだいるんだなと感じました。
そして、問題だと思うのは、学ぼうとしない姿勢です。そんな人に限って、「ネット=若い人たちのもの」と思ってしまい、「最近の若者は、ネットばかり使うから、対面でのコミュニケーションができない」などとステレオタイプなことを言い、自身は学ぼうとしない人が少なくないのは、とても残念なことだと思います。

若者たちは、決して対面のコミュニケーションを否定しているわけではなく、使い分けているというのが実態です。二項対立的にとらえる必要はまったくないのになあ、と思うと同時に、それでは取り残されてしまうばかりなのに・・・とも思います。
これからの時代、ネットコミュニケーションをうまく行うことは、シニアにとっても大きな価値があると思うからです。

例えば、ボランティアやNPOの支援をしたいという人たちがシニアにもたくさんいますが、実際の活動は対面で行うとしても、バックヤードでの連絡などはほとんどがネットです。ネットで意思決定までしてしまうことも少なくありません。そこで、スムーズにコミュニケーションやフィードバックができないと、活動に参加しにくくなります。

セカンドステージ大学のある友人は、自分でプロジェクトを始めるようになってネットの大切さを実感し、ソーシャルツールを使い始めました。現在はプロジェクトのサイトを運営できるように勉強中です。難しいといいながらも、前向きに取り組んで、少しづつ成果を出しています。何よりも、「教えて欲しい」と積極的です。こういうシニア層が増えればいいなあと思います。個人の生活でも、うまくネットを利用すれば楽しさも倍増します。はなから拒否してしまうのは、もったいない・・・。

年を取ってると無理、仕方ない・・・・そうでしょうか?
ある先生から、ご自身がかかわっている活動のウエブサイトについて相談を受けましたが、その時にこうおっしゃっていました。
「FacebookもTwitterもやってみたし、ブログも書いています。でも、やっぱり、私の場合は、どうしても身体化できるところまでいかないの。だから、あなたの力を貸して欲しい」

すごいなあ!と思いました。その先生は65歳の、団塊世代でも上の方の方。そのお年でFacebookもTwitterもやってみたという行動力もですが、その結果、自分にはまだ身体化できないという感覚を理解されたということが素晴らしいと思いました。そう、ネットのコミュニケーションは、まさに身体化されていくものなのです。身体化とは、つまり、頭で理解するのではなく、使うことによって、当たり前の普通のことになるということです。その感覚がお分かりになった時点で、この先生は、もうかなり使いこなされているなぁ、と感じました。

だから、年齢ではないと思うんです。食わず嫌いではなく、やってみることに価値があると思うのですが、いかがでしょうか?

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