2013年1月24日木曜日

RSSCの1年をふり返って① 年をとるということ。

立教セカンドステージ大学の授業は、先週ですべて終了。
あとは、3月の修了式を待つばかりになりました。
何回かに分けて、この1年を振り返ってみようと思います。

私は57歳で入学し、途中で誕生日を経て58歳になりました。
見た目が少し若く見えるのか、
年を言うと「えーっ、うそぉ」などと言われるのですが、
世代分類で言えば、私も立派な中高年です。







実は、少しばかり年齢を気にしていた私。

私は仕事で接する人たちに、比較的若い人が多いこともあり、私は自分が年齢を重ねることに少しばかり抵抗感がありました。感覚は若いつもりでも、年を重ねていく自分を否応なく感じさせられる場面。ピークは過ぎたなと感じる瞬間も、たびたびありました。自分が50代なんて信じられないって気持ちもありましたし。あんまり成長していないというか。。。

そんな私が、立教セカンドステージ大学(RSSC)で過ごすうちに、自然に年齢を口にすることができるようになりました。今や、「58歳ですけど、何か?」って感じです。
RSSCでは、まわりがシニアばかりで、自分より年上の人たちもたくさんいたから・・・それもあるかもしれません。でも、それよりも、もっと大きかったことは、「年齢は関係ない」ってことが身に染みてわかったことです。

無意識のうちに過去の自分にとらわれて、シフトチェンジができない人。年をとっていても、前を向いて新しいことに興味を持ち、どんどん行動していく人。それはつまり、自分のアイデンティティをどこに置いているかの違いなんだな・・・って。
私は、これまで自分が何をしてきたかということよりも、これから何をしていきたいか、そして、そのためにはどんな自分を目指せばいいのかを考えたいし、「今」と「これから」に生きたい。そういう人間なんだって、あらためて自覚できました。すると、実際の年齢があまり気にならなくなりました。

もちろん、年をとるということには、避けがたい様々な現実があります。多くの経験をしてきたことには、プラスの面とマイナスの面があります。でも、それも引き受けた上で、若い頃の気持ちのままで生きる。そう「三つ子の魂百まで」です。少し成熟した形での「三つ子の魂」をどう開花させていくか、それが私のこれからのテーマです。


私は、ゼミの修了レポートで、「21世紀の持続可能な働き方」という題材で、若い世代の中で変化しつつあるワークスタイルをとりあげました。そして、最後をこう締めくくりました。
「会社に属し、安定するけど自由がない」か、「自由だけど、安定しない」か。結局のところ、日本の雇用に関する言説は、長い間「自由か安定か」の二項対立から抜け出せなかった。しかし、いまようやく、その合間に次のスタイルへの兆しが見える。その芽を消さないために。いま必要なことは、彼らが負わされている状況を理解し、ともに出口を考えていく共感性だと思う。そして、こんな時代を作ってしまったのは、我々上の世代でもあるという痛みは忘れたくない。
今は、過去の話ではなく、これからの話が大切だ。豊かな人生経験や知識を持つというなら、若者の瞳に希望の火がぽっとともるような話ができてこその、年長者ではないだろうか。不安をかかえる若者に、「こっちに行けばいいんだよ」と新しい道を示せる大人がどれくらいいるだろうか。

ここに書いたように、これからの具体的なテーマのひとつとして、シニア層と若い世代の相互理解に取り組みたいと思っています。

先日、30代のある青年が、こう言ってくれました。
「実際の年齢なんて関係ないですよ。今、どう生きているか。時代をどうとらえているか。どんな価値観をもっているか。そのことの方が大きいんじゃないですか?僕は、これからも、先輩といろいろ話をしたいし、いっしょに何かできたらいいと思うし、大事なことで迷ったら相談したい。」

まずは、いつまでも、そういってもらえる私であり続けたいと思います。

2 件のコメント:

  1. 初めてメール致します。
    全ゼミ修了者のレポートを閲覧できるファイルがありますでしょうか。
    2014年度入学予定者より。

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  2. 修了生に配布されるのは全員のレポートテーマなどを各A4にまとめたものだけです。
    ゼミごとにゼミ生のレポート集を作成している場合もありますが、これは各ゼミで自主的に作成するものです。
    全修了者分のレポートをすべてまとめたものは、事務局で管理しているはずなので、
    行けば見せてもらえるかもしれません。相談してみてはどうでしょう?

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