2012年5月13日日曜日

シニアのキャリア形成における「5つのロールモデル」

人気ブロガーchikirinさんの『キャリア形成における「5つのロールモデル」メソッド』を読んで、シニアにあてはめて考えてみようと思い立ちました。

会社勤めなら、役員までいける人はひとにぎり。大体、60歳~65歳で定年がやってきます。最近では、早期退職制度で50歳代で職場を去る人も増えてきました。政策的には定年延長や再雇用制度の促進なども叫ばれていますが、実質的な退職年齢の中心は55歳くらいになるのではないかという見方もあります。
そうなると、退職後少なくとも20年前後を過ごす可能性が高い、と考えておいた方がいいですね。う~ん、長いですねぇ。

そこをいかに過ごすか?退職=「あがり」というわけにはいかないこれからの時代では、シニアといえども、ある意味でのキャリア形成を考えざるを得ないのではないでしょうか?

というわけで、シニアのキャリア形成における「5つのロールモデル」を考えてみました。

第1の道
専門性を一生つらぬく。
 例えば、退職後も会社で取り組んでいた研究開発をコツコツ続けて特許をとる。技術を求める中小企業に転職する。発展途上国に技術指導に行く。などなど。技術系にかかわらず、財務とか、法務とか。本当に専門性の高い人は、定年に関係なく会社に残って欲しいといわれる可能性も高いと思います。

第2の道
それまでの経験を、ビジネス以外の組織で生かす。
例えばNPOなどの非営利組織で働いたり、アドバイザーとなる。あるいは、地域社会で活動する。ビジネスマンに限らず、専業主婦をしていた人が、子育て経験を生かすなどということもあるだろうと思います。

第3の道
起業する。
会社の看板がなくても、どこまで通用するかチャレンジする。組織の一員としてでは出来なかったことに取り組んだり、シニア層ならではのテーマをビジネスにして、会社や事業型NPOなどを経営をする。例えば、定年後、シニア専門の派遣会社を立ち上げた人。自らのニーズに基づいて、アンチエイジング化粧品の会社をつくった人、などがいます。シニアが集まってつくったシニアのための語り場居酒屋(NPO)なんていうのもありましたね。

第4の道
シニア・ノマドとして生きる。
例えば、都市生活を捨て、生活コストを抑えながら田舎で暮らす。そしてネットを使って、執筆などの仕事もする。あるいは、都市部にシュアハウスなどの第二の拠点をもって、必要なときだけ移動し、講演やセミナー講師をする。つまり、ライフスタイルを思い切って変えながら、それまでの知見を集大成し、社会に伝達する。

第5の道
キャリア形成からは降りる。
会社で、定年まで粘り、お金を貯める。そして、好きな本を読みまくったり、オープンカレッジや市民講座、セミナーに行ったり、など、知的な悠々自適という感じで過ごす。あるいは、バイクとか音楽とか旅行とか、若い頃にやりたかったことを始めたり、新しいことにトライし、仲間をつくり、「定年後」を楽しむ。


私のまわりの若い人たちにも、、早期から、キャリア形成の発想をもって就職や転職、独立などを考え、将来に備えてソーシャリキャピタルの蓄積を意識している人が増えていると感じます。
せっかく就活を勝ち抜いて大企業に入りながら、3年以内にやめていく若者が増加していると言われる現象も、ある部分では、それと関係があるのかもしれません。

それに対し、シニアの場合、例えば資産形成ができているかないかの違いも大きいですし、遡ってやりなおしはきかないですから、若者に比べると、前提条件がある程度制約されてしまいます。その意味では、なかなか厳しいですね。でも、それでも、やはり、キャリア形成の視点は必要ではないかと思います。

今後、セカンドステージ大学への入学を検討されるみなさんの中にも、これからの人生を模索している方がいらっしゃるかもしれません。そんなとき、まず、ご自分なりの、これからのロールモデルを考えてみられてはいかがでしょう?

セカンドステージ大学に入学するにしても、他の道を選ぶにしても、きっと、より納得できる選択への手がかりになるのではないかと思います。

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