今日は、私にとっては初講義。2コマを受けました。
選んだのは、スペシャルプレミアムランチ。450円で、めちゃおいしい。Y子さんのスペシャルパスタランチもおいしそう。
やたら、スペシャルとかプレミアムとか、 がんばってる感満載の、ほほえましいネーミング。
心していただこう・・・という気になる。
サービス業は、こうでなくっちゃ!
さて、腹ごしらえも終わり、いざ、教室へ。今日は、かなり期待の授業の日なので、気を引き締めて!その授業内容を、以下でご紹介します。
KJ法っぽい手法で、まず各自の関心テーマを出して、全員が、その中から話し合いたいテーマを選んで投票。票が多いテーマをピックアップして、これから毎週ひとつづつ、ディスカッションしていく。わいわいやっているうちに、終了チャイム。あっという間でした!
ちなみに、コミュニケーションねたに関しては、なぜか観念的になりがちな私が出したテーマは得票少なし!やっぱりねえ・・・と思いつつ、ちょっと気落ち。具体的なテーマが受けている。
それと、一概にシニアと言っても、団塊世代と少し若い私たち世代では、ちょっと感覚が違う部分があるのかもしれないとも感じる。そのあたりのひそかな分析も、今後の個人的なテーマにしよう。でも、選ばれたテーマは、私にも関心があるものばかりなので、来週からに期待。
さて、肝心な講義ですが、今日は、これから半年どんな流れで講義を進めるか、そのガイダンス的な内容でした。大学時代にも社会学を学んだ私には、すごく、刺激的な内容でした。
バックキャスティング(backcasting)
これまでは、フォアキャスティングという考え方で、過去のデータから未来をシミュレーションして行くやり方が一般的でしたが、その
逆で、まず将来のかたちを理解した上で、現在から何をなすべきかを考えていくという手法がバックキャスティング。
授業では、2050年をターゲットに設定。人口動態予測などのデータからそのときの状況を予測(例えば人口は8000万人程度になっているとか、都市間の過疎と集中の差が極限化するとか)し、それを前提に、いまから何をしていくべきか、どういう社会をめざすべきかを考えていくとのこと。ここでは、個人の成熟と社会の成熟が、密接につながる。人間の叡智が、未来のよりよい社会の創造につながるとも考えられ、とても希望が湧いてきます。
socialogical imagination(想像的社会学)
このキーワードも心に残りました。例えば、2050年には私たちは多分生きていない。でも、自分が生きる時代だけではなく、自分が不在の時代をもとらえて、その時代の他者たちを想像的に理解することで、社会の架け橋になることができる・・・・そこでは時間的存在としての人間を理解する作業、そのための感性が必要。(うまく説明できてないかな?)
その他、書ききれないくらい、視野が開ける話がありました。でも、20代の大学生の頃に、もし授業でこの話を聞いても、ここまで自分自身とリンクしなかった気がします。もともと、この分野は、自分の関心領域だったのですが、今日のガイダンスで今後の講義がさらに楽しみになりました。
授業の最後に、今日の感想や意見を記入するコメントペーパーが配られましたが、みんな無言でぎっしり書いてました。みんなも、きっと興味深かったのかな。
本当は、木曜はこの後6限にゼミがあるのですが、今週は休講。どのゼミに所属できるかが、まだ結果待ちのため。「いまさら90分授業は、きついかな」と思ってましたが、今日の感じでは問題なさそう。っていうか、「もう、終わっちゃったの」という感じでした。
帰宅、夕食後、約2時間、メール対応などの仕事をこなし、 一日修了!
学食デビュー
待ち合わせしたY子さんと授業の前に学食でランチ。レトロな空間は、私の学食のイメージを大きく一新してくれました。立教OGのY子さんによれば、都内学食ランキングベスト3に入るのだとか。さもありなん。やたら、スペシャルとかプレミアムとか、 がんばってる感満載の、ほほえましいネーミング。
心していただこう・・・という気になる。
サービス業は、こうでなくっちゃ!
さて、腹ごしらえも終わり、いざ、教室へ。今日は、かなり期待の授業の日なので、気を引き締めて!その授業内容を、以下でご紹介します。
4限・選択科目「コミュニティ活動とネットワークデザイン」
初日の今日は、みんなで、前期にとりあげたいテーマを決めました。KJ法っぽい手法で、まず各自の関心テーマを出して、全員が、その中から話し合いたいテーマを選んで投票。票が多いテーマをピックアップして、これから毎週ひとつづつ、ディスカッションしていく。わいわいやっているうちに、終了チャイム。あっという間でした!
ちなみに、コミュニケーションねたに関しては、なぜか観念的になりがちな私が出したテーマは得票少なし!やっぱりねえ・・・と思いつつ、ちょっと気落ち。具体的なテーマが受けている。
それと、一概にシニアと言っても、団塊世代と少し若い私たち世代では、ちょっと感覚が違う部分があるのかもしれないとも感じる。そのあたりのひそかな分析も、今後の個人的なテーマにしよう。でも、選ばれたテーマは、私にも関心があるものばかりなので、来週からに期待。
5限・必修科目「高齢社会から成熟社会へ」
必修なので全員参加の大教室。まず、ハンディスキャナがまわされて、学生証をスキャンして出欠確認するのには、びっくり。データはサーバに飛ばされ、ポータルサイトにログインすれば自分の出席状況のチェックもできるんだそうです。IT化されてるなぁ。さて、肝心な講義ですが、今日は、これから半年どんな流れで講義を進めるか、そのガイダンス的な内容でした。大学時代にも社会学を学んだ私には、すごく、刺激的な内容でした。
エイジング研究とは
社会老年学というと、日本では、まだまだ老人福祉と捕らえられがちで、理解がない。本当は、社会老年学とはエイジング研究であり、実は人間の発達研究なんだそうです。
発達の研究は、最初は赤
ちゃんの発達過程の研究から始まったのですが、それは、人生の初めの段階を研究すれば人間の発達の究明は行えると考えていたから。フロイトやピアジェなども、そう。当然ながら、老人は、発達研究の対象になりえませんでした。(確かに、私が昔大学で学んだ頃も、フロイトやピアジェが中心でした。)
で
も、その後、思春期、成人期へと研究対象が進み、いまや発達の研究対象はシニア期にも及んでいて、それが老年社会学、エイジング研究なのだそうです。つまり、人間は、
いくつになっても発達するということで、それを研究するのがエイジング研究だということ。つまりエイジングの研究は、人間の可能性の研究でもあるのです。私もひそかに使っている「アンチエイジング化粧品」なんていうのもそうですが、一般に使われている(特に商業ベースの)エイジングという言葉とは、かなり感覚が違います。
バックキャスティング(backcasting)
授業では、2050年をターゲットに設定。人口動態予測などのデータからそのときの状況を予測(例えば人口は8000万人程度になっているとか、都市間の過疎と集中の差が極限化するとか)し、それを前提に、いまから何をしていくべきか、どういう社会をめざすべきかを考えていくとのこと。ここでは、個人の成熟と社会の成熟が、密接につながる。人間の叡智が、未来のよりよい社会の創造につながるとも考えられ、とても希望が湧いてきます。
socialogical imagination(想像的社会学)
その他、書ききれないくらい、視野が開ける話がありました。でも、20代の大学生の頃に、もし授業でこの話を聞いても、ここまで自分自身とリンクしなかった気がします。もともと、この分野は、自分の関心領域だったのですが、今日のガイダンスで今後の講義がさらに楽しみになりました。
授業の最後に、今日の感想や意見を記入するコメントペーパーが配られましたが、みんな無言でぎっしり書いてました。みんなも、きっと興味深かったのかな。
本当は、木曜はこの後6限にゼミがあるのですが、今週は休講。どのゼミに所属できるかが、まだ結果待ちのため。「いまさら90分授業は、きついかな」と思ってましたが、今日の感じでは問題なさそう。っていうか、「もう、終わっちゃったの」という感じでした。
帰宅、夕食後、約2時間、メール対応などの仕事をこなし、 一日修了!
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